即應翠蓮でございます。
曹洞宗の開祖「道元禅師」が『正法眼蔵随聞記』で述べられたお言葉です。
嫌なことを無理に行ったり、やることもなく怠情に過ごしてばかりいると、気持ちがふさぎ込み、心ばかりか身体までも悪くなってしまいます。
一方、勉強や仕事を、他のことを全て忘れてしまうくらい一生懸命打ち込んでいれば、喜びや充実感で満たされるでしょう。
そんなときは心も身体も健康であるはずです。
勉強や仕事に励むことで健やかな心身を築き上げる。
そんな気持ちを持って日々過ごしましょう。
よい一日をお過ごしください。
即應翠蓮 合掌
即應翠蓮でございます。
アニメ「一休さん」でお馴染みの臨済宗の僧「一休宗純和尚」が『狂歌問答』で述べられたお言葉です。
世の中には、他人を思いやり、情け深い人もいる一方で、何らかの事情で悪事に手を染める人もいます。
また、生きていくなかで誰しもが失敗したり、人を傷つけてしまうこともあるでしょう。
しかし、それも生きていればこそなのです。
与えられた環境の中で何もせず、ただ単に日々を過ごすことは生きていると言えるでしょうか。
一休は、生きていればこそ、良いことも悪いことも重なり、互いが切磋琢磨し合う人生を送ることを望んでおられたのだと思います。
失敗することがあっても間違えを恐れず行動する。これが大切なことでしょう。
良い一日をお過ごしください。
即應翠蓮 合掌
即應翠蓮でございます。
曹洞宗の開祖、道元禅師が『正法眼蔵随聞記』に於いて述べられたお言葉です。
ときには命を懸けるほどの気持ちを持って、努力しなくてはならないこともあります。
しかしながら、病気の治療を怠ったり、怪我を放置するなど、命を粗末にしてはなりません。
病気や怪我を抱えながらも前向きに、素晴らしい仕事をしている人はたくさんいるのです。
今の自分に出来る範囲で最大限の努力をしましょう。それが大切なことであると道元は述べられています。
良い一日をお過ごしください。
即應翠蓮 合掌
即應翠蓮でございます。
失敗か成功かで一喜一憂してしまうのが世の常ですが、
運は自分で決められるものではなく、天が決めるもの。
自分の力だけではどうしようもない部分もあります。
ですが、自らの行動や努力次第で運命を切り開き運を引き寄せることはできるのです。
やれることは全てやって後は天にまかせようという決意をもって物事に臨むと、
運をも味方につけて目標を達成することができるでしょう。
「太平記」
即應翠蓮 合掌
即應翠蓮でございます。
「髪型がきれい」や「顔がきれい」など、ついつい「きれい」を追及していまいがちですが、
キレイになりたいと厚化粧をして自分を飾りたててしまう人がいます。
そのメイクの下にはきれいな素顔が隠れてしまうのに。
「無事」とは何もしないということ。余計な飾りを外してしまえば、
本来の清らかな姿が見えてきます。
あれこれ手を加えたりしなくても、私たち一人一人、そのままで尊いのです。
無理をしなくてもいい、ということを知っている人は、とても自然で自由な空気をまとっています。
「心がまあるくなる禅語」
即應翠蓮 合掌