学道に勤労して他事を忘るれば病も起るまじきかと覚ゆるなり
即應翠蓮でございます。
曹洞宗の開祖「道元禅師」が『正法眼蔵随聞記』で述べられたお言葉です。
嫌なことを無理に行ったり、やることもなく怠情に過ごしてばかりいると、気持ちがふさぎ込み、心ばかりか身体までも悪くなってしまいます。
一方、勉強や仕事を、他のことを全て忘れてしまうくらい一生懸命打ち込んでいれば、喜びや充実感で満たされるでしょう。
そんなときは心も身体も健康であるはずです。
勉強や仕事に励むことで健やかな心身を築き上げる。
そんな気持ちを持って日々過ごしましょう。
よい一日をお過ごしください。
即應翠蓮 合掌