いのちを惜しむことなかれ。いのちを惜しまざることなかれ
即應翠蓮でございます。
曹洞宗の開祖、道元禅師が『正法眼蔵随聞記』に於いて述べられたお言葉です。
ときには命を懸けるほどの気持ちを持って、努力しなくてはならないこともあります。
しかしながら、病気の治療を怠ったり、怪我を放置するなど、命を粗末にしてはなりません。
病気や怪我を抱えながらも前向きに、素晴らしい仕事をしている人はたくさんいるのです。
今の自分に出来る範囲で最大限の努力をしましょう。それが大切なことであると道元は述べられています。
良い一日をお過ごしください。
即應翠蓮 合掌